子どもの考えていることを聞いてあげようと思ったこと

こそだて

ある日、息子にハッとさせられることを言われました。

今回はその時のことを綴りたいと思います

我が家では寝る前に絵本を読んで寝ます。

なので寝室には絵本がたくさん置いてあって、息子はその日の気分で絵本を選んでいます。

たくさんある絵本の中には、ちびっこたちが大好きなアンパンマンの絵本もあります。

とあるページにバイキンマンがドキンちゃんのマグカップを割ってしまって、謝っている場面がありました。

なぜか息子はこのシーンがとても気になる様子。

ドキンちゃんの気持ちになって悲しくなっているのかな。

「バイキンマンがコップを壊しちゃってごめんなさいって言ってるんだよ」と教えてあげました。

そうすると納得?して次のページに進みました。

そしてその日は普通に絵本を読んで寝ました。

数日後、車に乗っていると急に息子が話し出しました。

息子「バイキンマン、コップ壊したらダメだよね」

えっ?急に思い出した!?笑

私「そうだね、あの絵本でバイキンマンがドキンちゃんにごめんねって言ってたよね」

息子「うん」

私「息子くんはお友達ものを壊しちゃったらどうする?」

息子「うーん」

息子「なおす」

私「!!!」(たしかに!)

目からうろこでした。

私は親として、人のものを壊したり、失くしてしまったら謝るということを第一に教えようと思っていましたし、今回の絵本でも「ごめんね」を主張していました。

それはもちろん素直に謝ることはとても大切なことなんですけどね。

謝ることばかりに集中しすぎて、元の状態に戻そうという意思を失っていたなと思いました。

息子から意外なところで気づかせてもらいました。

他人に対してだけではなく、家の中でも注意して行動してみようと思いました。

おもちゃが壊れたら一緒に直せないか考えてみます。

育児をしているとどうしても人に迷惑をかけないように、人を傷つけないようにと思うあまり、謝ることや譲ることを強要してしまう場面があります。

すぐに強要するのではなく、どうしてそうなったのか、今どういう気持ちなのか しっかり聞いてあげることが大切だなと改めて思いました。

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